ご挨拶 Greeting

ご挨拶

 この度、第38回日本皮膚外科学会総会・学術集会を、2023年7月22日(土)、23日(日)に福岡県久留米市に御座います久留米シティプラザにて開催させて頂くこととなりました。この様な熱意に溢れた本学術集会を主催させて頂き、大変光栄に存じますと共に大きな責任を感じております。

本学会のテーマ演題を「臨機応変 現場で下す判断・思考法」とさせて頂きました。手術に当たり、入念にプランを練ってあたるのは当然ではありますが、術場で発生するトラブルや予定外の事象、当初と異なるプラン・皮弁・手術法に変更したなど諸先生方の術場での思考法をご教授頂ければと考えました。また、重症軟部組織感染症などにおいてどのような状況で外科的加療が最優先されるか・手術以外の集学的治療を含めた悪性腫瘍の治療への判断など皆様の考え方が見える様な発表を頂ければ幸いです。是非皆様の臨機応変をお寄せ下さい。さらに今回目玉として数名の重鎮の先生方の特別講演を予定しております。これまで本学会を先導して盛り上げてきた先生方のお話しです。今後にとって大変有意義な内容であることと確信いたします。是非若手からベテランの先生方にも拝聴していただければ幸いです。

COVID-19もいよいよ感染症分類改定により5類となることから、次第に制限緩和になりつつありますが、やはり今後どのようになるか予想できないことも事実です。そのような状況ではありますが、本学術集会の最大の特徴である時間を忘れるほど熱意の籠った先生方の議論や発表がこれからの若手の先生方にも受け継がれていけることを願って、開催の準備を進めて参りたいと思います。

会場の久留米シティプラザは2016年に竣工された比較的新しい総合文化施設であり、博多から新幹線なら20分弱の立地です。そして久留米はラーメンや焼き鳥のみならず、うなぎやうどん、日本有数の酒蔵などB級・A級グルメの宝庫の町としても知られています。状況が許せば現地で、難しくともon lineでも多くの皆様にご参加頂けますことをスタッフ一同心よりお待ちしています。

 
 

20234月吉日

久留米大学医学部皮膚科学教室

会  長  名嘉眞  武國

事務局長  武 藤 一 考

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